『公園通りで会いましょう』Part3 2003.5.30

お待たせしすぎました前回の続きです。(笑)さあ、いよいよ最終回のコラボレイションは、ギターリスト、作曲家、アレンジャーの鳥山雄司さんと。 鳥山さんと言えばイマージュツアー(以前、ダイアリーで紹介しました、葉加瀬太郎さん、ゴンチチさん、小松亮太さんetc.素晴らしいアーティストの方々とのコンピレーションアルバムのコンサート)の最終日を31日にひかえておりますが、今年も私は4月に行って来ました。 
個性豊かなミュージシャンの方々のオールキャストによる、ラストは、それはそれは夢のような世界。それぞれの音が心の映像を贅沢に映し出してくれるステージ。毎年、そのステージで鳥山さんがお届けする「世界遺産」のテーマソング♪ソング・オブ・ライフ♪は壮大で素晴らしい!!

この公園通りで会いましょうでは鳥山さんのギター1本によるその曲のアコースティックバージョンで番組はスタート。これまた凛とした中の暖かさが何とも言えません。その余韻に浸っているのもつかの間。ラストのテーマは“プロデューサー鳥山雄司から見た新たな森口博子の世界”と言うことで、面白い2つの試みを。(実はこの日かなりキンチョーしていた私。)ひとつは鳥山さんがセレクトした曲「ダニーボーイ」を通常の4分の4拍子ではなく8分の6拍子と言う高度な、そしてアイリッシュなアレンジで歌ったのですが、もうカッコイイの一言。
ピアノ、バイオリン、ウッドベース、ドラム、そして鳥山さんの心地良いギター。サポートメンバーにはイマージュのツアーに参加してる方もいて、何て豪華な編成!!もう感激♪本当、気分は北欧。

昨年鳥山さんが観に来て下さった夏の舞台でテネシーワルツをアカペラで歌った時の声を聞いて今回の“抜いた感じの”世界観を創って下さったそうです。声の持つ“色”とか“温度”を生かすも殺すも私はアレンジ次第だと思っているのでそういう部分にスポットを当てる音作りは、歌い手にとってもとても安心。そしてもうひとつの試みは・・・。私の日記風作詞ノートの中から1つ選んで頂いて、それに鳥山さんが作曲すると言う新しい曲作り!!当然、言葉が足りない所は新たに足していったり、逆に全く使わない言葉のフレーズは切り捨てたり。足りない所に言葉をうめたら、20代の時に書いた作品だったから、鳥山さんが「ここのフレーズだけ急に大人になっちゃったね」って(笑)別に意識せずその世界を書き足したつもりだったんだけど30代の気持ちと変化があったのかな・・・ふふふ。
詞のテーマは“気付き。”大切な人と別れて、時間がたつにつれて、いかに自分が、ぶつかり合ったり、向き合う事に臆病になっていたか。中途半端な時間たちにけじめをつける事を覚えつつある。と言う気持ちを書きました。鳥山さんのサビ前のたたみ込む様なリズムといい、ウェットになりすぎない切ないメロディといい、思い入れたっぷりに暴走出来ない仕組みになっている所は、サスガですね〜。すごくオシャレでカッコイイ曲なの!番組の為だけに作って頂いたのがもったいない(^−^)いつもの曲先で作詞をするやり方と違ってこう言うやり方で一曲出来上がっていくプロセスが面白かったなぁ。

この日は2曲とも初めてだったので、スリリングかつ新鮮な私を“鳥山ワールド”で創って頂いて本当に嬉しかったです。一週間振り返ってみて・・・とにかく勉強になった。
5人のアーティスト(月)森山良子さん(火)石井一孝さん(水)中本マリさん(木)木根尚登さん(金)鳥山雄司さんと毎日コラボレイト出来て、こんな贅沢な学習の場はないでしょう!アーティストの皆様&ライブを観に来て下さった&オンエアーを観て下さった皆様、そして・・・私が個人的に番組でやってみたい事、挑戦してみたい事を全力で実現させて下さった情熱的なスタッフの皆様には感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。何度も何度もお互いミーティングをして実現の為に時間も費やして下さって・・・。一緒に創っていった一週間は充実感に包まれていて朝6:00起きでもミス低血圧の私、全然平気だった程。5日間の生放送で14曲歌って、イイ意味でのショックや音楽への向き合い方、客観的によーく知る事が出来ました。そして音楽のおく深さ、素晴らしさを改めて感じた。
      “怖くて幸せな”一週間でした。
 
無事に収録を終えて、ホッと一息。                 前日のリハーサル。
2/21(金) デイリーゲスト:鳥山雄司さん
PHOTO by NHK『公園通りで会いましょう』

HIROKO

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