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リクエスト、ありがとう 2001.9.27


涼しいを通り越し、肌寒い日が続いていましたネ。季節のフライング・・・。何か損した気分になります。でも、ここ数日の“秋晴れ”はホント、気持ちイイー!こうでなくっちゃ。

さて、秋と言えば10月13日に六本木スイートベイジルで行われるLive、“tanto tanto tanto~ HIROKO MORIGUCHI SWEET AUTUMN#1~”迫って来ました!BBSでのみんなの待ち遠しい様子を見て、ニヤニヤドキドキしています。ジャズや海外のアーティスト等のLiveがゆったりと味わえる大人のスポット、スイートベイジル。そのステージで歌う曲のリクエストを今回、ファンクラブ&ホームページで募集しましたが、みなさん、色々なリクエストどうもありがとう!!マニアックな曲とかもあって、私の古ーいアルバムをよく聴いててくれたり、私の好きなアーティストも知っててくれたりと、“愛”を感じたよォ。ムフフ、もちろんその中から選曲して、構成しました。どんな曲を歌うかは、当日のお楽しみに。何をリクエストするか、随分悩んだでしょう?私も悩んだよ。(笑)何てったって、オ・ト・ナなライブスポットだもんね。って気が付けば私も社会人として十分オ・ト・ナな年齢になってたんだワ。し、し、知らなかった〜。(笑)

以前、ジャズトランペッターの日野皓正さんのライブをスイートベイジルへ観に行った時、みんなお酒を飲みながら、ゆったりとした時間を過ごしているのがとても印象的でした。凄くかっこよかったので、「私もここでやりたい」とスタッフに言ったのがきっかけで、実現する事が出来ました。“時代に関係なく良いものを残し続けられる、表現者でいたい”という意味でも、余裕のある空間でのライブを続けていきたいな。いつもやっているコンサートと、こういうゆったりとしたアコースティックライブ、二つのスタンスを平行してやっていきたいと思っています。新しい私のスタンスがこれから実現できるんじゃないかなと、期待に胸を膨らませています。

普通のコンサートでは自分のオリジナルの曲しか歌ってなかったけど、世代や国境をも越えたみんなからのリクエスト、スタンダード&オリジナル・スイートベイジルバージョンと盛り沢山のステージ。tantoはイタリア語で“たくさん”という意味。“たくさん”をのんびり感じて下さいネ!13日、会えるのを楽しみにしています。

P.S 喉ケアーをいつも以上に気を付けてます!みんなもカゼひかないように気を付けて下さいネ。


HIROKO

教えたくない程の“アディエマス” 2001.9.18

「アディエマス」ってユニット名、聞いた事ありますか?作曲のカールジェニキスという男性とボーカルのミリアム・ストックリーという女性のコラボレーションなのですが、うーん、何と説明したら良いのか、音楽好きの私も今までにない不思議なジャンルの彼らをどう表現したら良いのか・・・。クラシックに聖歌やエスニック、アイリッシュ等を取り入れ、様々な音楽の壁を越えたスピリチュアルミュージックとでも言いましょうか。昨年NHKの“世紀を越えて”のテーマソングになっていたので、耳にしたことがある人も多いのではないのでしょうか?

以前、コスメショップでのオープニングセレモニーで彼らがLIVEを行うというDMが私の所に届いた。残念ながらその時は行けなかったけど、この聞いた事もないユニット名とその活字から既にエモーショナルなものを感じて、CDを即購入してみたところ、やっぱりドンピシャ!私の感覚“細胞の音楽センサー”は間違っていなかった。ジャケットのイルカの様に大海を遊泳しているかの様な、時には大地で大自然のエナジーを全身全霊で受けているかの様な、また時には聖堂で祈りを捧げているかの様な、かと思いきや北欧の神話の世界へ引き込まれて行くかの様な・・・。解き放たれつつも力強い感覚。訳もなく涙がこぼれたり、奥深い。(中には、あまりにも淋しすぎる旋律もあって、精神状態によっては聴けない曲もあるケド<笑>)

その「アディエマス」が、あの心地よいホール、オーチャード(渋谷)でコンサートを行うとなれば、行かない訳がない。早速先週の金曜日に行って参りました。「やられたよ〜。」ステージ上には大勢のオーケストラに、アフリカの民族楽器、和太鼓、リコーダー。そしてオーケストラの奥に9人のバッキングボーカルを従えた、ボーカルのストックリー。な、な、な、何じゃあ〜、この編成。あ、あ、新しい〜!カールのタクトに併せて生音の厚い音に肉声が重なって、不思議ワールド、ジワジワと体感。でもひとつ残念な事が。私の前の男性、やたらと座高が高い。しかも一人だけヒョッコリとよ。よりによって私の前。うーん、こういう事って映画館とかでもない?ストックリーとタクトを振るカールが見たいのに、被る、被る。(東京フィルハーモニーによるブラームスの“ハンガリー舞曲第5番”を指揮した事がある私としては、見とかなきゃ<笑>)シ〜ンと静まり返ったというか、固まったまま聴いている客席のみなさんの中で一人、私の頭だけが右に左に動く・・・。しょうがないので、一部と二部の間の20分休憩の時、マネージャーに席を替わってもらう事に。ところが、ロビーから戻ってきた前の列の方達(3人)、先程と同じ様に座るかと思いきや、席替えして別の男性が私の前に。ひょっこりさんの次に座高が高い!!ガーン。まっ、耳からの情報には影響がないので良しとする事に。2部からはSaxとギター(マーティン・ティナーのアコースティックギターは静寂感があってすばらしい)も加わって、更にドラマティック。

もう、いつもの私の音楽バカが出ちゃって、「あのオーケストレーションの中で、9人のバッキングボーカルを従えて、歌ってみたーい」が心の中でリフレインするする。生のコンサートを観ると“今すぐ、あそこに立ちたい”って毎回思っちゃう。(笑)でもストックリーの歌う歌詞は不思議。造語でどこの世界にも存在しない独特の言葉。意味不明でも心にグッと伝わってくるのは、やはり音楽の持つ力だよね。そしてアンコールも全て終えラストの鳴りやまない拍手を聞いて、別の喜びすらも感じる。同じ様に感動している人達がこんなに沢山“ここにいる”。みんなはどんな思いで拍手しているのだろう?

私は・・・。21世紀に生きて限られた出会いの中で、またひとつ心震える音楽に出会えた事に
感謝しながら、何度も何度も拍手を送った。いつもマイクを握る聖なる左手と温かな右手で・・・。


HIROKO

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